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アロエについて

アロエの由来・種類

原産地:
日本でも馴染み深いキダチアロは南アフリカ共和国、アロエベラは北アフリカからアラビア半島にかけて。原種は一説には地中海との説もあります。
種の全体としては南アフリカ、マダガスカル、東南アフリカ等に集中する多肉植物。学術的分類ではユリ科アロエ属。
アロエ属:
ユリ科アロエ属は原種としては400種前後、細分化すると500種を超える種類があります。
ごく限られた個体数しかないアロエもあり、現在はアロエベラを除きアロエ属全種がワシントン条約により保護され、一部は各国国内法により厳しく輸出入が制限されるほど貴重な植物とされています。
私達はアロエを栽培する傍ら収集もしていて、原種保存のために温室を作りました。鉢植えのイメージがあるアロエですが、実際には中~大型種が多く、数mになる個体も珍しくありません。
アロエの語源:
アラビア語で苦いという意味の”ロエ”で、これを音写で蘆薈(ろかい)となり、日本渡来当時は「蘆薈(ろかい)」と呼ばれていました。もともとは苗木ではなく、原液を煮詰めた樹脂の形で入ってきたとも言われています。
ルーツでもある南アフリカでは、コインの図柄にも使われるほど馴染み深い植物のようです。
アロエの名前は通称で呼ばれている事が多く、キダチアロエは木のように立つことからキダチアロエという通り名が広まっていますが、原種名はアロエ・アルボレセンスです。アロエベラの原種名はミラーが名づけたアロエ・バルバデンシズ・ミラーと言いますが、
植物学者リンネが名づけたアロエ・ベラ・リンネの方が通称になっています。世界的には栽培種となり、全種がワシントン条約にかかるアロエ属の中でも特例で枠外となっています。
渡来時期は今から5〜600年前という説が有力ですが、伝播の経路としては、現在アロエが自生している地域が、九州、瀬戸内海、伊豆、千葉と主に太平洋側に多く分布していることから、海路を伝って南から広がっていったと考えるのが自然と思われます。
伊豆でも古くからアロエが自生していたのはここ白浜と南伊豆の一部に限られ、現在見られるキダチアロエの多くは後に植栽されたものと思われます。白浜については15年程前の調査で明治時代に白浜の板戸地区の漁師が持ち込んだという当事者のお孫さんの証言があり、直接の関係者からの情報としてはこれが最も古いものとなります。伊豆白浜地区のアロエの里の名はこの史実に由来しています。
日本で自生しているとなると圧倒的にキダチアロエが多いと思われます。キダチアロエは比較的小型で伊豆地方では民家の庭先などでもよく見かけます。化粧品、食品加工された製品の多くも、キダチアロエ、アロエベラがほとんどだと思います。

アロエの特徴

形質上の特徴 :
茎・型 : 大まかに型を分けると、キダチアロエタイプの茎が伸びて木のようになるものと、アロエベラのように地表部で広がり丈の伸びないもの、草のようなグラスアロエといわれると3つのタイプがあります。
大きさはさまざまで、最小種のディスコイングシーは10cm程度。最大種のバイネシーは20mとアロエの形はかなり多彩です。一般的に地表茎のものは中~大型種に多く、地下茎タイプは小型種が多いのが原則です。
葉の形状・色 : 基本的に三角形で扁平ですが、例外として葉先がとがっておらず、まるいカーブを描くプリカティリス、棒状の葉をもつラモシシマなどがあります。
色は基本的に緑色ですが、日本薬局方に掲載されている局方アロエなどは青っぽい葉のものが多くあります。斑点、縞を持つ種もあり、これまた多彩です。稀に斑入りのものは観賞用として好まれます。
植物学的には形質に着目して分類を行いますが、アロエの化学的な分析等の研究はの葉部位(全葉)を主として行われているものです。
アロエの花:
伊豆でよく見かけるキダチアロエは12〜1月に単軸の赤い花をつけます。成熟した株はまれに分岐して二つの花を持ちます。アロエ属は房に多くの花をつけるのが特徴で、一段に15〜20程度、2〜30段の多段構造ですので、数百の花が一つの花軸についています。
ユリ科の名が示すとおり、筒状の花が原則です。色は赤、朱系統が多く、アロエベラの場合には5月が最大の開花期でレモンイエローの花軸三叉の花をつけます。アロエの品種を同定する場合の決め手は花であるほど、各種特徴があります。
私達はアロエの原種保存と観察の目的で、[ 温室 ]を設置し育てています。
カム植物:
夜間は気孔を開いて二酸化炭素を吸収して有機酸(リンゴ酸)を生成。日中は気孔を閉じ、夜間生成した有機酸を利用して光合成して糖を作る。普通の植物とは昼夜逆転している植物、アロエはこのカム植物にあたります。
酸素呼吸をする動物の場合にはクエン酸を使ってエネルギー源を生成しますが、アロエの場合はリンゴ酸。
カム植物は葉に水分を蓄えたものが多いのもこういった代謝システムと関係があるようです。
普通の植物とは異なる光合成システムのため、日中炎天下の水遣りがいけない理由も、日中気孔を閉じているアロエの生態に理由があります。
育種:
アロエの性質をより高めるため、希少な実生より選抜淘汰を続けたキダチアロエのサラブレッドとなっています。栽培方法については様々工夫されていますが、アロエそのものの品種改良を行う農家は無く、キダチアロエとアロエベラの自然交配は国内では唯一の成功例です。

今後もアロエの品質向上を目指しています。

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〒415-0012
静岡県下田市白浜2167
Tel.0558-22-9353
Fax.0558-25-0193
aloe@aloe-izu.jp
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